C# ハッシュテーブル: ハッシュ テーブル

C# ハッシュテーブル: ハッシュ テーブル

 
C# では、Hashtable (ハッシュ テーブル) クラスは、キーのハッシュ コードに従って編成されたキー (キー)/値 (値) のペアのコレクションを表し、キーを使用してコレクション内の要素にアクセスできます。つまり、キーを使用して特定の要素にアクセスする必要がある場合、ハッシュ テーブルの使用を選択できます。

 

Hashtable クラスのプロパティ

次の表に、Hashtable クラスで一般的に使用されるプロパティをいくつか示します。

属性 説明
Count ハッシュ テーブルに含まれるキーと値のペアの数を取得します。
IsFixedSize ハッシュテーブルが固定サイズかどうかを示す値を取得します
IsReadOnly ハッシュ テーブルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します
Item 指定されたキーに関連付けられた値を取得または設定します
Keys ハッシュ テーブル内のキーを含む ICollection を取得します。
Values ハッシュテーブル内の値を含む ICollection を取得します

Hashtable クラスのメソッド

Hashtable クラスで一般的に使用されるメソッドの一部を次の表に示します。

メソッド名 説明
public virtual void Add(object key, object value) 指定されたキーと値を持つ要素をハッシュ テーブルに追加します
public virtual void Clear() ハッシュテーブルからすべての要素を削除します
public virtual bool ContainsKey(object key) ハッシュ テーブルに指定されたキーが含まれているかどうかを確認します。
public virtual bool ContainsValue(object value) ハッシュ テーブルに指定された値が含まれているかどうかを確認します。
public virtual void Remove(object key) 指定されたキーを持つ要素をハッシュ テーブルから削除します

Hashtable クラスのプロパティとメソッドの詳細については、 C# の公式ドキュメントを参照してください。

[例] Hashtable クラスのプロパティとメソッドの使用例を次の例に示します。

 using System;
using System.Collections;

namespace it-kiso.com
{
    class Demo
    {
        static void Main(string[] args){
            Hashtable ht = new Hashtable();

            ht.Add("001", "A");
            ht.Add("002", "B");
            ht.Add("003", "C");

            if (ht.ContainsValue("D")){
                Console.WriteLine("該当する学生の名前は既に存在します。");
            }else{
                ht.Add("004", "D");
            }
            // キーのコレクションを取得
            ICollection key = ht.Keys;

            foreach (string k in key){
                Console.WriteLine(k + ": " + ht[k]);
            }
            Console.ReadKey();
        }
    }
} 

操作の結果は次のようになります。

004: D
002: B
003: C
001: A

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C# のハッシュ テーブル – 使用方法と使用時期