
今年 1 月に新型コロナウイルスが世界を襲って以来、多くの企業や組織が新型コロナウイルス (コロナウイルスによって引き起こされる病気) を追跡する方法を構築しているのを私たちは目にしてきました。現在、人の咳や呼吸を分析することで COV-19 の症状を監視できる、柔軟な絆創膏のようなデバイスが登場しました。
この
装置は
シカゴのノースウェスタン大学がシャーリー・ライアン・アビリティラボと共同で開発したもので、
人の喉の付け根に設置して咳や呼吸を監視し、その人が感染しているかどうかを予測する
。
以前は、回復期の脳卒中患者の発話と嚥下を監視するために使用されていた装置でした。しかし、 研究チームは、人の咳や呼吸困難(COV-19患者にとって主な症状)を追跡できるように装置を微調整した 。
現在、このデバイスは、人のプライバシーを侵害する恐れがあるため、マイクを使用しません。 ノースウェスタン大学バイオ集積エレクトロニクスセンター所長のジョン・ロジャース氏によると、その代わりに、 「皮膚表面の動きを測定するために高帯域幅の3軸加速度計」が 使用されているという 。
これはセンサーと統合された小型の柔軟なデバイスであるため、 有線接続を可能にするポートはありません 。そのため、ユーザーは 1 日に 1 回、デバイスをワイヤレス充電器の上に置いて充電できます。デバイスの充電中に、収集されたすべてのデータが近くの iPad にアップロードされ、その後、HIPAA 承認のクラウドにアップロードされます。アップロードが完了すると、独自の AI がデータを分析し、新型コロナウイルス感染症に関連する異常がないかどうかを調べます。
チームはこのデバイスを、iPad とワイヤレス充電器を同梱した状態でさまざまな医療機関に配送しています。
現在、このデバイスはまだ初期段階にあるため、 すでに AI で分析されたデータは、医療施設に送信される前に人間のオペレーターによって二重検証されます 。現時点で、25 人が 2 週間このデバイスを装着しており、その結果、約 1,500 時間のデータに相当する約 1 TB のデータがクラウドにアップロードされました。

