ソニーのスマートフォン事業は同社が望んでいたようには進んでいないかもしれないが、同社のモバイルイメージセンサーは常に世界中のOEMから需要がある。 ブルームバーグの新たな報道では、同社が工場を24時間フル稼働で稼働させているにもかかわらず、需要に応えるのに苦労していると報じられているほどだ。
報告書は、ソニーの半導体部門責任者である清水照史氏の、同社は需要に対応するため、休暇期間中もチップ工場を継続的に稼働させると述べたと伝えている。実際、ソニーのイメージセンサーは明らかに人気が高くなっているため、容量を拡張しても需要を満たすのに十分ではないかもしれないと清水氏は言う。同氏によれば、 「状況の推移から判断すると、生産能力の拡大にこれだけの投資を行ったとしても、まだ十分ではないかもしれない。十分な生産ができないため、お客様にお詫びしなければなりません。」
ソニーは今年度、モバイルイメージセンサー事業への設備投資を2,800億円( 26億ドル)に倍増する予定で、2021年4月に稼動予定の長崎に新工場も建設中だ。
世界的に写真がスマートフォン ブランドの重要な差別化要因となる中、高品質のイメージ センサーに対する需要が高まっており、ミッドレンジのスマートフォンでも背面にクアッド カメラ セットアップ、前面にデュアル カメラ セットアップが一般的になってきています。ソニーは、昨年 IMX586 が大ヒットとなり、このトレンドの最大の恩恵を受けた企業の 1 つであり、同社は現在、2020 年に IMX686 でその成功を再現することを目指しています。