
ブラウザ拡張機能を使用してコンピュータのリソースを暗号通貨マイニングに使用することは悪いイメージで描かれてきましたが、ユニセフ オーストラリアはこれを有効に活用することを決定しました。
本日、システムの処理能力を利用して仮想通貨の形で資金を生成する、 HopePage と呼ばれるブラウザベースの仮想通貨マイニング プラットフォーム を発表しました。
HopePage にアクセスすると、 Web サイトは、暗号通貨アルゴリズムを実行できるようにするための許可 と、このタスクに どれだけの CPU パワー (20% ~ 80%) を割り当てるかを 要求します。
これらの要求に同意すると、ブラウザでページが開いている限り、HopePage はシステムの処理能力を使用して資金を生成します。これに関して、ユニセフは次のように説明しています。「 マイニングはコンピューターにとって完全に安全です。電力消費が心配な場合は、寄付している処理能力の量を下げてください。」
HopePage は Coinhive の AuthedMine.com プラットフォームを利用しており、Web サイトに JavaScript マイナーを埋め込み、サードパーティの CPU パワーを使用して Monero をマイニングできます。収集された暗号通貨は実際の通貨に変換され、ユニセフ オーストラリアに直接寄付され、 安全な飲料水、食料、ワクチンなどの命を救う物資を必要とする子供たちを支援するために使用でき ます。
ユニセフ・オーストラリアの募金・広報担当ディレクター のジェニファー・ティアニー氏は、「私たちは新たなテクノロジーを活用して、現在の人道的危機についての意識を高め、危機に巻き込まれた子どもたちを支援するための資金を集めたいと考えました。」と述べました。 」
ユニセフが子どもたちのために資金を集めるために仮想通貨マイニングに頼ったのはこれが初めてではない。同団体は今年初め、シリア内戦の影響を受けた何百万人もの人々を支援するため、一部のゲーマーにマイニングソフトウェア「Claymore」をインストールするよう要請した。
HopePage は 現在、ロヒンギャ危機に対する組織の対応、特にミャンマーの家を追われ、現在バングラデシュの難民キャンプで暮らしている子供たちを支援しています 。 1,850 人近くが資金収集のためにシステムの処理能力を寄付しています。
