複数の WebSphere 環境を管理し、複数のコンソールで同時に変更を行うことが多い場合、混乱が生じるリスクがあります。
3 つのコンソールを開いていて、各コンソールの JVM メモリを異なる値で調整する必要があるリアルタイム シナリオを考えてみましょう。
すべてのコンソールは同一に見えるため、最初のコンソールから 3 番目のコンソールへの変更、またはその逆の変更が行われる可能性が高くなります。そこで、コンソール ID を構成すると、このリスクを軽減できます。
コンソール ID を使用すると、バナーにカスタム テキストを挿入して、どの DMGR コンソールにログインしているかを知ることができます。以下は、ログイン後に表示されるデフォルトのバナーです。
さて、アプリケーションと環境に関する情報が含まれているこれはどうでしょうか?
デフォルトのものより良いですね。
そこで、これを行う方法を次に示します。
- IBM WAS DMGRコンソールにログインします。
- システム管理 >> コンソール ID (左側のナビゲーション パネルにあります) に移動します。
- コンソール ID として「カスタム」を選択します
- カスタム ID 文字列を入力します
- 「保存」をクリックします
- DMGRを再起動します
ここで、DMGR に再ログインしてバナーを表示します。複数の環境を管理していて、複数のコンソールに頻繁に変更を加える場合には便利だと思います。
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